安平町の至宝、D51-320機が今シーズンのラストランを果たしました。

快晴の天候の下、ひと目雄姿を見ておこうと沢山のお客様がカメラを向ける中、午前１０時定刻通りに320機は『追分駅』を出発進行、キハ183の隣に停車しました。牽引はディーゼル機関車となりますが、搭載したコンプレッサーでシリンダーからシュッシュッと力強い音を立てて蒸気を吐き出す様子は、実に生々しいものでした。

それにしても新車と見違えるほどピカピカな車体が存在していること自体、奇跡的なことなのでしょう。この奇跡を間近で堪能できる幸運！

4時間の屋外展示を終えて、320機は機関庫へ戻っていきました。また春になったら、元気な姿を見せて下さい！

追分SL保存協力会の皆さま、ご関係の方々、そしてご来場くださった皆さまに心からの感謝を申し上げます。