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北欧の伝統装飾「ヒンメリ作り」体験vol.1 開催
2020.11.30
みなさん、こんにちは!
あびらベジナビ担当の松井です。
北海道は、冬を感じる寒さがやってきましたね。
安平町でも雪が散らつく日があって、除雪道具を使う日が間もなくって感じでしょうかね…。
11月28日(土)に道の駅あびらD51ステーションにてヒンメリ作り体験を行いました。
ヒンメリとはフィンランドの伝統的な装飾品でして、麦わらに糸を通して幾何学模様を作ったものです。
元々は豊作を祈願したりなど飾った場所に幸せを呼び込むお守りのようなものです。
日本のしめ縄やお正月飾りに似ていますね。
今ではクリスマスの飾りとしても楽しまれています。
ということで、今回はクリスマスシーズンに向けて世界に一つだけのヒンメリを作っていただきました。
作り始める前、どうしたら立方体になるのかはもちろんイメージがつかないので、麦に糸を通して結んでをせっせと繰り返していきます、いくしかありません…。
気になって足をとめられた方は竹ひごで何か作っているのかと思ったそうです。
それから飾っていた麦を見ながら
「ビニールのストローがなかった頃は、麦わらをストローに使っていたよ。」
と麦にまつわる話を聞きしました。
ヒンメリ作り体験に参加していただいたみなさん、ありがとうございました。
手作りのヒンメリを飾ってお家で素敵なクリスマスそして冬をお過ごしください。
12月13日(日)10:00~15:00に今回と同じ内容で開催予定です。
今年のクリスマスは手作りのヒンメリを飾って過ごされてはいかがでしょうか。
道の駅あびらD51ステーションでお待ちしております。
↓詳細はコチラをチェックしてください↓
http://www.abikan.jp/info/event/3585.html
今後の新型コロナウィルス感染拡大によっては中止となる可能性があります。
その際はあびら観光協会HPにてお知らせいたします。
そう。
なぜ、ヒンメリ作りをやってみようと思ったかと言えば・・・
安平町では小麦を生産していることもあり、地域の素材を使ってモノづくりができたらいいなと思っていました。
思い始めた頃は出荷するのは穂の部分だから余った麦わらを使って…という考えでした。
しかし、長いまんまの麦わらを入手するのは貴重だということが判明。まず、機械で刈り取る際に麦わらの部分は短く切られてしまうということ、また刈り取った麦わら「麦稈(ばっかん)」は丸めて大きいロールケーキのような形にして牧場に運ばれ、牛さんやお馬さんのベッドとして利用されるということを知りました。
今回使っている麦わらは農家さんが収穫する前に手刈りさせていただきました。
収穫の忙しい時期に協力して頂いた農家さん本当にありがとうございます。