一般社団法人あびら観光協会

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【あびらハーベストツアー ~そば打ち体験~ 10月2日・23日開催】

2022.10.29

【10月2日(日)、23日(日)開催】あびらベジナビ ハーベストツアー~そば打ち体験〜


 
こんにちは!あびらグリーンツーリズム推進員の木下です。
10月2日(日)、23日(日)に「あびらベジナビ ハーベストツアー~そば打ち体験〜」が行われ、1回あたり4組、計8組の方にご参加いただきました。中には昨年ご参加いただいた方や他のプログラムに参加していただいた際にそば打ちのご案内をしたところ、興味を持って参加してくださった方も!

 

今回もそば哲遠浅店さんにご協力いただきました。マスターから直々にそば打ちを教えていただけるという貴重な機会ということもあり、人気のプログラムです。両日参加の方がいらっしゃらず、両日とも同じ内容となったため、作業工程とともにその日のお写真を掲載していきます。


まずは石臼で今年収穫されたそばの実を石臼で挽いていきます。こちらがそばの実。1粒1粒は意外と小さいんです!


 
マスターに今後の工程も説明していただいたあと、お手本を見せていただきます。矢印の方向に一定のスピードで回していくと少しずつその間からそば粉が出てきます。そのあと皆さんで実際に挽いていただきました。
 

 

 
石臼が重いので、お子さんだけでは回しづらいのではと思っていましたが、みんな頑張ってくれていました!
 

 
挽いたあと目の大きさが違うふるいに2回かけ、きめ細かなそば粉のみを抽出していきます。「あんなに一生懸命挽いたのに、たったこれだけしかそば粉ができないの?」と驚きつつ、その大変さを身に染みて感じてくれていたようです。
 

 
そのそば粉と事前に用意していた小麦粉などを合わせて再度ふるいにかけ、そこに少しずつ水を加えていきます。
 

 
混ぜ合わせていくと少しずつ固まっていくのがよくわかります。最終的に用意した水を残すくらいまで水を足しては混ぜ、足しては混ぜの繰り返し。
 

 
そして丸いかたまりを作ります。表面がつるっつる!皆さん触って驚かれていました。そして伸ばす工程へ。
 

最初は手で、そのあと麺棒を使ってどんどん薄くしていく作業を行っていくのですが、やぶれそうでやぶれない薄さにするのが本当に難しいんです!そして正方形に近い形にし、半分に折り、また半分に折っていよいよそば切り!
 

 
見たことない大きな包丁を使うこともあり、付き添いのお母さん・お父さんも慎重に手を添えてゆっくり切っていきます。麺が細いと茹で時間が短くなり、美味しくなるそう。それを聞いて参加者の皆さんは細く切ろう!と頑張っていらっしゃいました。
 

マスター曰く「いかに細くするより、全部のそばを同じ太さに切ることが大事。同じ時間で茹でると、麺の固さが違ってくる」そうで、細く切ることを断念して均一になるように心がけて切っていた方も。そして、昨年に引き続き参加された方はさすがの手さばき!マスターも「さすがだな」と驚いた様子でした。
 

 

そして待ちに待った試食!茹で上がりが待ちきれず、ソワソワしている子どもたち。そばが到着するとすぐさま食べてくれていました。「思っていたよりおいしくできてよかったです」「自分で作ったおそばはおいしかった!」との嬉しい感想をいただきました。
 

最後に今日の作業を振り返り、マスターから野菜のお土産をいただき、そば打ち体験終了です。
 
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!そば哲遠浅店でも独自にそば打ち体験を行っているので、体験してみたいという方はお店までお問い合わせください。

 そば哲遠浅店 ☎0145−22−3733