一般社団法人あびら観光協会

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9月24日(日)・10月22日(日)開催【あびらベジナビ ~そば打ち体験〜】そば哲遠浅店の店主からそば打ちを教わりました

2023.10.24


 
こんにちは!あびらグリーンツーリズム推進員の木下です。
9月24日(日)、10月22日(日)に「あびらベジナビ ~そば打ち体験〜」を開催、1回あたり4組、計8組の方にご参加いただきました。
 
今年も例年と同じく、そば哲遠浅店さんにご協力いただき、店主・松平さんから直々にそば打ちを教わりました。大変貴重な機会ということで今年も大人気!あっという間に定員となりました。申し込みできなかった方々、申し訳ございませんでした。
 
両日ともほぼ同じ内容となったため、作業工程に合わせてご紹介します。
 

 

まず最初に、そばの実を石臼で挽いていきます。子どもたちも重い石臼を力いっぱい挽いて頑張っていました!そばの実を見たことがない子どもたちもいて「これがどうやってそばになるのかな…」と話しながら次の工程へ。
 

 
挽いたそば粉を2回ふるいにかけ、ゴミや虫などを取り除いていきます。子どもたちも興味津々で松平さんの作業を見て学んでいます。きれいなそば粉はほんのわずかしか出てこないことなども教えていただきました。
 
ここからは各自実際に皆さんに打ってもらうそばの作業工程を進めていきましょう!
 

まずはそば粉・小麦粉を3回ほどに分け、先ほど松平さんに見せていただいたようにふるいにかけていきます。
 

 
ふるった粉に少しずつ水を加えていきます。ここが美味しいそばができるかどうかの大事なポイント!様子を見ながら指を立ててお米を研ぐようにして、しっかり混ぜていくとホロホロの状態に。
 

 
そのホロホロを細かくし、また少しずつ水を足していきます。この混ぜの工程でそばのツヤ・色・コシが決まるそうです。
 

 
粉に水分が入ってダンゴが多くなってきたら、今度は丸めて大きなかたまりを作ります。そして空気を抜きながら薄くしていきます。
 

 
今回は松平さんにも実際にそばを作っていただき、デモンストレーションをしていただきました。各工程を行う前に見ていただいて実際に作業してもらうだけではなく、今年は熱心な方が多くて写真や動画に収めている方が多かったです。手で薄く伸ばしていくその職人技を、大人も子どもも真剣な眼差しで見て学んでいました。
 

 

 
そのあと麺棒を使ってもっと薄くしていきます。均一の厚さにするのがとても難しく、苦戦されている方が多かったです。
 

 
松平さんがお手本で見せてくれた薄さのお手本がこちら。ご自身のと比べて「全然違う!」と、もっと薄くしようと作業を続けていらっしゃいました。
 
その生地を四角い形にし、半分に折り、さらに半分に折っていよいよそば切り!
 


 
できるだけ麺を細くしたいと慎重に切られていましたが、大事なのは均一の太さにすること。そうすると茹で時間に差が出ず、同じ食感になるそうです。
 


 

そして待ちに待った試食!茹で上がりが待ちきれず、ソワソワしている子どもたち。あっという間に食べ終わり、食器を下げる際には「美味しかった」と言ってくれました。
 

最後に今日の作業を振り返ったあと、野菜のお土産をいただき、そば打ち体験終了です。「みんなで写真撮ってほしい!」というリクエストがありましたので、9月24日開催終了後には集合写真を撮影しました!
 
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!そば哲遠浅店でも独自にそば打ち体験を行っているので、体験してみたいという方はお店までお問い合わせください。
 
そば哲遠浅店 ☎0145−22−3733